(作品紹介)
発売元: 東宝㈱・1962 年作品・カラー101 分
(ストーリー・理容店の風景)
江戸川河口の漁師町・浦粕に、「先生」と呼ばれる三文文士(森繁久彌)がやって来た。芳爺さん(東野英治郎)から、爺さんが「青べか」と呼ぶ青色のべか船を売りつけられた先生は、青べかに乗って海に出ては、のんびりする日々を過ごしていた…。
浦粕には理容店「浦粕軒」があり、芳爺さんや地元の人たち(加藤武、桂小金治)が用事もないのに集まっては、店主(中村是好)も加わって浦粕の人々の噂話で時間をつぶしている。店頭で回るサインポールは、天地中央に赤青の星形の柄のあるタイプで、同種のものが理容ミュージアムに所蔵されている。