平成25年度

 全国理容連合会では業界の振興、活性化を目的に、理容業従事者の皆さまより、ご意見やご提言を振興論文として募集しています。平成25年度は26篇の応募があり、審査会の結果、次の論文が受賞しました。
※最優秀・優秀賞論文はテーマをクリックすると内容が見られます。

テーマ氏名(敬称略)組合
最優秀誇れる理容を業として東岡一博大阪府
優 秀組合組織強化のために佐々木大地北海道
災害時における青年部の行動の検証とこれから近畿協議会青年部
(代表者:米山集人)
滋賀県
知識を伝える技術力 ~ツナガるチカラ~池田正男滋賀県
「地域医療ネットワークの確立」がもたらす期待と今後の課題宇都宮まどか福岡県
奨 励

「300人の来店履歴を3分でチェックできますか?」
より深い接客と提案のためのコストをかけない
「見える化」の方法と考察

星聡宮城県
青年部を通してこれからの理容を考える口井伸孝和歌山県
輝いて生きる.つながって生きる~1人はみんなの為に~益田幸生広島県

 

2013年理容業界振興論文総評
審査委員長
尾﨑 雄(生活福祉ジャーナリスト)

 応募点数26と例年になく多作だったうえ、比較的若い層からの論文が多く寄せられた。応募者の年齢層は40歳代が15人と過半数に達し、50歳代4人、30歳代3人と経験と時代感覚の若さがバランスした働き盛りの理容師が業界の行方を真剣に見据え、業界全体の振興策と個店経営の実践の成果を盛り込んだ個性的な論文が集まったのである。
 各審査委員は評価と順位づけに苦労したのは言うまでもない。それは、以前にもまして書き手のレベルが向上してきたせいもある。業界の将来への危機感を募らせるだけにとどまらず、業界を挙げてこうすべきだ、私はこのように改善・改革に取り組んでいるという具体的な提案が増えたからである。
 最優秀には漏れたものの熟読玩味すべき佳作は多く、書き手の熱意が行間ににじみ、業界の将来に希望が感じられた。ひとつ気になったのは、例年のことではあるが、応募者の地域分布が関西・西日本方面に偏り、東日本が少ない「西高東低」だったことである。

【審査委員】

委員長尾﨑  雄(生活福祉ジャーナリスト)
委 員小宮山健彦(公益財団法人全国生活衛生営業指導センター 専務理事)
中谷  進(全国理容連合会 副理事長)
池上 良一(   〃      〃  )
中野 竹治(   〃      〃  )
西本 正男(   〃    組織委員長)
オブザーバー山内 満正(厚生労働省健康局生活衛生課課長補佐)
Translate »