北の国から ‘92 巣立ち

(作品紹介)
 発売元:フジテレビ映像企画部・1992 年作品・カラー268分

(ストーリー・理容店の風景)
 北海道富良野にも夏のヘソ祭りが近づいてきた。丸太小屋を失った五郎(田中邦衛)は、和夫(地井武男)の家の小屋を借りて住みながら、山にもう一度丸太小屋を作ろうと頑張っている。娘の蛍(中嶋朋子)が旭川の看護学校を卒業して、地元に戻って看護師として病院で働くことを心待ちにして。
 一方、蛍は父の気持ちを知りながら、富良野には長いこと帰らない。実はひそかに富良野の駅を通り過ぎ、帯広の畜産大学の恋人勇次(緒方直人)に会いにいっていた。卒業後、富良野の病院に勤めることを楽しみにしている五郎の思いとは別に、蛍は勇治の伯父の大病院で正看の資格を取るつもりでいた。
 また、東京のガソリンスタンドで働く純(吉岡秀隆)は、ピザ店で働くタマコ(裕木奈江)と知り合う。札幌のれい(横山めぐみ)との遠距離恋愛に疲れていた純は、いつしか一線を越える仲になってしまい…。
 病院の院長が理容店へ向かうところを五郎が待ち伏せして、蛍の就職を頼む。理容店の店主と院長が、五郎の行動をほほえましく話しているシーンが冒頭に出てくる。


 

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