天国からの手紙

 (作品紹介)
  韓流シネマの最新作で、切ないラブストーリー、原題は「火星に行った男」。
  背景となっている村での暮らしや豊かな自然はノスタルジックで、切ない愛の物語をもりたてている。発売元:㈱エスピーオー・2003年・カラー106分

(ストーリー)
  ダム建設で水没する山奥の村で少年時代をともに過ごした少年スンジェと少女ソヒ。父を亡くしたソヒは、父は火星に行ったと信じ、火星宛の手紙を出し続ける。彼女を思うスンジェはソヒの父のふりをしてこっそり手紙の返事を書くが、ある日ソヒはソウルの親戚に引き取られ、二人は離れ離れになる。
  数年後、村の郵便配達人になったスンジェ(シン・ハギュン)は、都会の女性になったソヒ(キム・ヒソン)と再開するが…。
  はかなげな美しさのソヒと、純粋であり続けるスンジェの存在感も清楚で好感が持てる。とくにスンジェの笑顔は印象的で、とても切ないけれどソヒが最後にいったように「あなたといると私まで純粋な気持ちになれる」そんな映画だ。

(理容店の風景)
  小さなサインポールが唯一、目印となっている村の理容店。
  店内は田舎の店という雰囲気で、白衣を着た理容師が客の髪をカットしているが、そのカットシーンは不自然だ。

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