喜劇団体列車

 

(作品紹介) 
  発売元:東映ビデオ㈱・1967年作品・カラー91分

(ストーリー・理容店の風景)
  愛媛県・奥道後温泉近くの伊予和田駅に勤務する山川彦一(渥美清)は、30歳で独身、母親のお杉(ミヤコ蝶々)と二人で暮らしている。彦一は、国鉄に8年も勤務しているが、助役試験に3度落ちており、未だに旅客係のままだった。ある日、彦一がいつもどおりに改札業務をしていると、客車から車掌に連れられて、迷子の男の子が下車してくる。彦一は男の子の母親を探すことになり、さまざまな場所を訪れ、ようやく宇和島駅で母親の志村小百合(佐久間良子)と出会い、彦一は小百合に心を奪われていく。そんな中、見合い話を持ちかけられ…。
 作中、彦一は国鉄が赤字対策として企画した「四国一周団体旅行」のポスターを貼りに、叔父・風間八五郎(由利徹)が経営する理容店を訪れる。叔父は突然「髪を切ってやる」と、用事があるという彦一を無理やり理容椅子に座らせてカットする。仕上がりはとても奇妙な髪型だったが、彦一はとても気に入った様子で帰宅する。

Translate »