ラスト・シューティスト

(作品紹介)
  ミスター西部劇、ジョン・ウェインの最後の作品。監督は「ダーティ・ハリー」のドン・シーゲル。アメリカ映画・1976年作品・カラー96分

(ストーリー)
  1901年、ネバダ州カーソンシティに現われた老ガンマン、J・B・ブックス(ジョン・ウェイン)は、旧知のホステトラー医師(ジェームス・スチュアート)から末期ガンであることを告知される。ロジャース未亡人(ローレン・バコール)の下宿に旅装を解き、静かに最後の日々を過ごそうとするが、名うての3人の殺し屋と決着をつけ、ガンマンらしく死ぬことを決意する。

(理容店の風景)
  3人のガンマンとの対決の前日、ブックスは街のダーデンズ・バーバーショップで調髪とヒゲ剃りを受ける。人生の重要なシーンでは理容店で身だしなみをするという、当時の男の習慣が描かれている。
  赤白に染め分けたサインポールを立てたこの理容店は、重厚な2台の椅子や彫刻が施された鏡があり、小奇麗で落ち着いた雰囲気。店主は白Yシャツにネクタイ、チョッキというきちんとした身なりでお客さまを迎えている。
  なお、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、この理容店のセットが再現されている。

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