Vol.20 村田孝子(東京都)~「美と文化」を研究・発信して社会に貢献

プロジェクトリーダーの村田孝子さん

 老舗百貨店、高級ブランド品店などが軒を連ねる東京・銀座。この街に「美と文化」を研究・発信する『ポーラ文化研究所(小松秀雄所長)』は拠点を構える。

 同研究所は、ポーラ化粧品本舗㈱の研究機関として昭和51年に開設され、今日まで歴史の中で忘れられがちだった理容美容をはじめとする風俗文化を「人文・社会学的見地から研究を行い、その成果を社会のために役立てる」という理念のもと、研究し続けてきた。

  プロジェクトリーダーの村田孝子さんは、同研究所の主な活動には、①ミュージアム活動②セミナー活動③調査研究活動④出版活動などがあり、現在は、内外の化粧道具、装身具などの所蔵品の中から「江戸の流行髪型事典」を一般公開(来年3月23日まで)していると説明してくれた。

  また、一昨年9月に神奈川県箱根仙石原に開館したポーラ美術館内に、化粧道具展示室を設け、化粧道具や装身具、香水瓶など、テーマを選定し、定期的に展示活動を行う一方、化粧の文化や歴史に関する書籍の刊行も行い、中には7年もの歳月を費やしたものもあるなど、その完成度は他に類を見ない。

 村田さんは「来年には、一般の方にも簡単にご利用いただける、利便性の高い資料センターを立ち上げることが目下の目標です」と話してくれた。

 また一歩、新たな「美と文化」の研究成果が発信される。

 

現在展示開催中の「江戸の流行髪型事典」

●ポーラ文化研究所

 〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階

℡03-3564-3651

 

 

 

 

(平成16年8月1日付け№347掲載)

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