お父さんのバックドロップ

(作品紹介)
  中島らもの同名短編小説を映画化した作品。数々のバラエティー番組を手がけた李闘士男の初監督作。シネカノン・2004年作品・カラー98分

(ストーリー)
  「新世界プロレス」の中年プロレスラー・下田牛之助(宇梶剛士)を父に持つ小学生の下田一雄(神木隆之介)はプロレスが大嫌い! 父親がプロレスラーであることを恥ずかしく思う一雄は、クラスメイトにもそのことを内緒にしていた。そんな息子の信頼を得るため牛之助は、無謀ともいえる戦いを決意する…。

(理容店の風景)
  理容店では、中島らも扮する理容店主が、客待ちでタバコを吸いながら雑誌を読んでいる。客の牛之助から、「金髪!」と注文を受け驚く店主。牛之助は「新世界プロレス」の経営難のため、悪役レスラーへの転向を決意したのだった。
  雑誌を読み、「大阪で生まれた女」を口ずさみながら、怪しいカップで薬液を混ぜる店主。舞台である1980年には、金髪にする客は少なかったのだろう。カップの隣には、雑誌「おしゃれ毛染め」が見える。
  椅子4台の広い店内で、不安そうに待ち構える牛之助。「おしゃれ~な金髪が、もうすぐできますさかいな」と、声をかけられ険しい表情でため息をついたが、試合にはきれいな金髪に仕上がっていた。

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