大会要項
1.と き 令和5年9月19日(火)
2.と こ ろ 北海道立総合体育センター(北海道札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号)
3.競技種目・時間
【第1部門】 ジャパンカップオープン・メンズ(フェードスタイル)
カット・スタイリング35分
鮮やかに作られた色彩を主体とした、ファッション性を感じさせるフェードスタイル。
【第2部門】 ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル)
カット・スタイリング35分
ヘアカラーを効果的に活かした、創造性を感じさせるカットスタイル。
【第3部門】 ラ・セゾン2023「Square」
カット・スタイリング35分
「Square」が提案する多様性を活かした、若年層をターゲットとしたヘアスタイル。
【マスタースタイリスト部門】
カット・スタイリング35分
熟練した技を活かした創造性あるメンズまたはレディスヘアスタイル。
お祭りのように競技大会を盛り上げる部門として実施する。
【ジュニア・クラシカルヘア】
カット・スタイリング35分
鮮やかな刈り上げで作られた伝統的なクラシカルバックスタイル。
【ヘアピース部門】ジャパンカップオープン・アデランスカップ
カット・スタイリング35分
ヘアカラーを施したファッション性のあるサロンスタイル。
4.選 手 数 選手数は組合員数に応じ、別に組合ごとに割り当てるところによる。
マスタースタイリスト部門、ジュニア・クラシカルヘア、ヘアピース部門については各組合
1名とする。
5.出場資格 組合員及びその従業員である理容師。
マスタースタイリスト部門は大会当日が満50歳以上であること。
ジュニア・クラシカルヘアについては大会当日、23歳未満の組合員及びその従業員の理容師
または各都道府県組合が認める理容師養成校の理容科生徒(生徒の年齢制限はなし)。
※海外からの出場選手は全国理容連合会が認めた者であること。
6.出場制限 出場は1人1部門とする。
7.表 彰 個人賞 第1~3部門は各上位8名(優勝、2位、3位、敢闘賞5名)を表彰する。マスタ
ースタイリスト部門、ジュニア・クラシカルヘア、ヘアピース部門については上位3名(優
勝、2位、3位)のみ表彰する。
8.出場申込 連合会所定の出場申込書に所定事項を明記し、出場料を添えて申し込む。
9.大会出場料 大会出場料は選手1名につき10,000円とする。
10.申込締切日 令和5年7月25日(火)(連合会に必着のこと。なお、締切日以後は受け付けない)
申込先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-36-4
全国理容生活衛生同業組合連合会 競技大会係
11.留意事項 ⑴選手はマネキンモデルを人間モデル同様と考え、通常人間モデルでは行わない行為は慎む
こと。
⑵選手は大会の主旨をよく理解し、競技の勝敗にとらわれることなく、理容業の本質をわき
まえ、消毒衛生の遂行並びに容姿、態度等に十分留意すること。
⑶選手は大会要項及び競技事項に定められた事項を順守すること。
⑷選手は競技事項にもとづく用具のほか、刈布、タオルを持参すること。
⑸マネキン競技のモデル審査会場と競技会場が異なる場合、モデル審査終了後のマネキンは
実行委員により競技会場に搬入される。
⑹モデル審査の結果に対し不服のある選手は、出場を取り消す場合がある。
⑺選手のテーブル番号は大会当日発表する。
⑻選手は組合ごとにデザインされたユニフォームを着用し、左胸に「所属都道府県名」(タ
テ8㎝・ヨコ12㎝)を表示すること(マスタースタイリスト部門選手、海外選手はその
限りではない)。
⑼選手の器具等の事故は、選手の責任とする。
⑽選手は大会当日の「表彰式」にユニフォームを着用し、マネキンを持参し参加すること。
⑾選手は競技中に手首から指先に一切の付属品を付けないこと(腕時計は可とする)。
但し、取り外すことが困難な場合、競技会場において監視委員に申告すること。
⑿器具は床の上に置かないこと。
⒀競技中に時計(タイマー)を使用する場合は、アラーム等、音を出さないこと。
⒁電気機器の容量は一人当たり1,000Wまでとする。
競技事項
1.各部門共通禁止事項
⑴競技時間開始前にマネキンヘッドに触れること。
⑵ヘアアクセサリー、つけ毛等をモデルに装着すること(ヘアピース部門のヘアピースを除く)。
⑶カラースプレー、カラーパウダー及びそれに類似するものを使用すること。
⑷電気器具を複数台コンセントにつなぐこと。
2. 減点事項
次に掲げる項目に該当する場合は減点とする。
⑴所定の技術及び髪型に適合しない場合。
⑵競技時間を超過した場合。
⑶所定の用具、整髪料以外のものを使った場合。
⑷モデル審査を受けていないモデルを使った場合。
⑸モデルに傷を与えた場合。
⑹各部門共通禁止事項を守らない場合。
⑺刈布をつけていない場合。
⑻競技完了の表示を行わなかった場合。
⑼監視委員の指示に従わなかった場合。
3.競技完了の表示
各部門ともすべて競技完了の表示は、モデルから刈布、タオルを完全にとりはずし、一歩後方に退いた後、
手を挙げて行うこと。
4.モデル審査に関する事項
⑴マネキンの底以外に、氏名等を書き込まないこと。
⑵カット以外の事前処理は自由。
⑶競技出場前の所定の時間に集合し、選手受付後、首にゼッケン番号を貼付したマネキンを選手がモ
デル審査会場に搬入し、モデル審査を受けるものとする。衣装を付けない状態でモデル審査を受け
ること(ヘアピース部門はヘアピースを装着した状態でモデル審査を受けること)。
⑷洗髪後の乾燥した状態で、頭部全体のいずれかの一部分(約2㎠)の毛髪3㎝のカットをモデル審
査委員より受け、その後、毛髪を十分に濡らすものとする。
⑸マネキン設置後は、選手はモデルに接触できないものとする。
⑹メイクチェックは選手が競技時間内に行うものとする。
⑺モデル審査において疑義のあった場合、選手は入場後アテンションカードにより競 技エリア内で
伝達される。
5.競技種目に関する事項
【第1部門】 ジャパンカップオープン・メンズ(フェードスタイル)
⑴モデル規定 ①モデルはメンズマネキン。
②ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3㎝以上カットできるモデルであること。
⑵競技規定 ①カットは総体的に3㎝以上行うこと。
②ファッション性を感じさせるフェードスタイルであること。
③サイド・バックには鮮やかなグラデーションを表現すること。
④バリアート、レザーアートは施さないこと。
⑤競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競技時間 カット・スタイリング35分(但し、開始20分以内にスタイリングに入ってはならない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 マネキンにはヘアデザインに合わせた衣装を、競技終了後に設ける1分間の衣装着用
時間内に着用させること。
⑺審査規定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
【第2部門】 ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル)
⑴モデル規定 ①モデルはレディスマネキン。
②ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3cm以上カットできるモデルであること。
⑵競 技 規 定 ①カットは総体的に3cm以上行うこと。
②ヘアカラーを効果的に活かした、創造性を感じさせるカットスタイルが表現され
ていること。
③ヘアデザインに合わせたトータルコーディネートをすること。
④競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競技時間 カット・スタイリング35分(但し、開始20分以内にスタイリングに入ってはならない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 マネキンにはヘアデザインに合わせた衣装を、競技終了後に設ける1分間の衣装着用
時間内に着用させること。
⑺審査規定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
【第3部門】 ラ・セゾン2023「Square」
⑴モデル規定 ①モデルはマネキン。メンズ、レディスは問わない。
②ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3㎝以上カットできるモデルであること。
⑵競 技 規 定 ①カットは総体的に3cm以上行うこと。
②「Square」が提案する多様性を活かした、若年層をターゲットとしたヘアスタイ
ルを表現すること。
イ メンズAWは、スクエアにシェイプされたグラデーションカットと波巻きウ
エーブ、センターパートスタイリングのバランスを表現すること。
ロ レディスAWは、スクエアにシェイプされたワンレングスカットと外ハネス
タイリングのバランスを表現すること。
ハ メンズSSは、スクエアにシェイプされたグラデーションカットとセンター
パートのストレートスタイリングを表現すること。
二 レディスSSは、スクエアにシェイプされたグラデーションカットとセンタ
ーパート、春夏らしいニュアンスを表現すること。
③「Square」が提案するブロッキングを必ず行うこと。
④「Square」のコンセプトに合ったパーマが施されていること。
⑤「Square」のコンセプトに合ったヘアカラーが施されていること。
⑥競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競 技 時 間 ブロッキング・カット・スタイリング35分(但し、開始20分以内にスタイリングに
入ってはならない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 マネキンには「Square」のコンセプトに合わせた衣装を、競技終了後に設けられる
1分間の衣装着用時間内に着用させること。
⑺審 査 規 定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
【マスタースタイリスト部門】
⑴モデル規定 ①モデルはマネキン。メンズ、レディスは問わない。
②ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3㎝以上カットできること。
⑵競 技 規 定 ①カットは総体的に3cm以上行うこと。
②創造性あるメンズまたはレディスヘアスタイルであること。
③競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競 技 時 間 カット・スタイリング35分(但し、開始20分以内にスタイリングに入ってはなら
ない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 マネキンにはヘアデザインに合わせた衣装を、競技終了後に設けられる1分間の
衣装着用時間内に着用させること。
⑺審 査 規 定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
【ジュニア・クラシカルヘア】
⑴モデル規定 ①モデルはメンズマネキン。
②ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3㎝以上カットできること。
⑵競 技 規 定 ①カットは総体的に3cm以上行うこと。
②伝統的なクラシカルバックであること。
③ネープは、鮮やかな刈り上げが表現されていること。
④ネックラインは、必ずつけること。
⑤ヘアカラーは黒のみ。
⑥競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競 技 時 間 カット・スタイリング35分(但し、開始20分以内にスタイリングに入ってはならない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 着用させないこと。
⑺審 査 規 定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
【ヘアピース部門】ジャパンカップオープン・アデランスカップ
⑴モデル規定 ①モデルはメンズマネキン。フロント(前額髪際線)から事前に剃毛しておくこと。
②ヘアピースは㈱アデランス提供のものを使用し、ヘアピースの髪の長さは15㎝以上あ
ること。
③ヘアは総体的にブラント状が確認でき、3㎝以上カットできること。
⑵競 技 規 定 ①カットは総体的に3cm以上行うこと。但し、もみあげは事前にカットできる。
②ヘアカラーを施したファッション性のあるサロンスタイル。
③ヘアカラーは黒・白・ブラウン・シルバー・ブロンドの中から最大で3色までとする。
④競技中のスタンドクランプ等の使用は認めるが、競技終了時には必ずテーブルに固定
のクランプにマネキンを装着すること(クランプは持参すること)。
⑶競 技 時 間 カット・スタイリング35分(但し、開始15分以内にスタイリングに入ってはならない)。
⑷用 具 自由。
⑸整 髪 料 自由。
⑹衣 装 マネキンにはヘアデザインに合わせた衣装を、競技終了後に設けられる1分間の衣装着
用時間内に着用させること。
⑺審 査 規 定 審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
審査事項
1.審 査 委 員
審査委員はそれぞれ次により分担し審査業務を行うものとする。
⑴委 員 長 審査委員を代表し、審査全般を監理するとともに、審査表(モデル審査表を含む)をそれぞ
れとりまとめ、精算委員長に提出するほか、この審査事項に定める以外とくに必要とする事
項について定め、これを行う。
⑵副委員長 審査委員長を補佐し、審査委員長に事故ある時はその職務を代理する。
⑶委 員 審査事項に定められた業務を行う。
⑷分 担 モデル審査担当12名(第1~3部門3名・マスタースタイリスト部門3名、ジュニア・ク
ラシカルヘア3名、ヘアピース部門3名)、第1部門担当8名、第2部門担当8名、第3
部門担当8名、マスタースタイリスト部門担当8名、ジュニア・クラシカルヘア担当8名、
ヘアピース部門8名
2.審査結果の発表
審査結果に関する発表は、すべて審査委員長がこれを行う。
3.審 査 要 項
〈審査の基準〉審査は作られたヘアスタイルが競技規定に則っているかをみる。
4.審 査 時 間
各部門とも45分以内とする(但し、モデル審査時間を除く)。
5.審査委員打合会
審査委員は審査委員打合会に出席しなければならない。
6.採点および審査の方法
⑴採点はすべて100点満点制とし、所定の審査表により行う。
⑵得点数が同じときは、審査委員長がその順位を決定する(委員長の採点は精算に加えないものとする)。
⑶仕上がり審査時のモデルについて、必ずテーブルに固定のクランプに装着し、審査を受けるものとする。
7.モデル減点
モデル審査はその公正を期するため、5点以内のモデル減点を行うことができるものとする。
8.審査表の取扱い
⑴審査委員は各審査終了後、速やかに審査表(モデル審査表を含む)を審査委員長に提出するものとする。
⑵不完全な審査表があった場合、審査委員長はその審査委員の採点をその部門を通じて無効とする。
⑶審査委員長は審査終了後、速やかに審査表(モデル審査表を含む)を精算委員長に提出するものとする。
監視事項
1.監 視 委 員 監視委員はそれぞれ次により分担し監視業務を行うものとする。
⑴委 員 長 監視委員を代表し、監視業務全般を監理するほか、この監視事項に定める以外
とくに必要とする事項について定め、これを行う。
⑵副委員長 監視委員長を補佐し、監視委員長に事故あるときはその職務を代理する。
⑶委 員 監視事項に定められた監視業務を行う。
2.監 視 要 項 ⑴減点事項等について監視するものとする。
⑵監視委員は各競技終了後、速やかに監視表を監視委員長に提出するものとする。
3.監 視 結 果 監視結果について、監視委員長は必要に応じて、速やかに審査委員長に報告するものとする。
4.監視委員打合会 監視委員は監視委員打合会に出席しなければならない。
精算事項
1.精 算 委 員 精算委員は4名とし、うち1名が委員長、1名が副委員長、1名が計算担当委員、1名が記
録担当委員にあたるものとし、それぞれ次により分担し、精算業務を行うものとする。
⑴委 員 長 精算業務全般を監理し、精算委員を代表するほか、この精算事項に定める以外
とくに必要とする事項について定め、これを行う。
⑵副委員長 精算委員長を補佐し、精算委員長に事故あるときはその職務を代理する。
⑶計算担当委員 精算における計算業務を監理し、その責に任じる。
⑷記録担当委員 精算における記録業務を監理し、その責に任じる。
2.精 算 要 項 審査委員長より提出された審査表(モデル審査表を含む)をもとに、各選手の成績を精算
するものとする。
3.精算結果の報告 精算の結果は成績表にまとめ、精算委員長より審査委員長に報告するものとする。
その他の事項
ここに定める以外に大会運営について必要な事項は、全国理容競技大会運営規程、また実行組合と協議の上決定するものとする。