平成26年度

 全国理容連合会では業界の振興、活性化を目的に、理容業従事者の皆さまより、ご意見やご提言を振興論文として募集しています。平成26年度は17篇の応募があり、審査会の結果、次の論文が受賞しました。
※最優秀・優秀賞論文はテーマをクリックすると内容が見られます。

テーマ氏名(敬称略)組合
最優秀ファッション誌に見る理容業再生のヒント梶川 満鳥取県
優 秀高齢社会に対応した訪問福祉理容の確立について
≪時代の変化に対応した政治との関わり≫
糸田泰典和歌山県
奨 励支部から始める組合づくり越智緑里北海道
理容-男を磨く仕事野上 学兵庫県

 

2014年理容業界振興論文総評
審査委員長
尾﨑 雄(生活福祉ジャーナリスト)

 応募作品は17篇。前年の26篇に比べると少なかったものの、論文としての粒は揃っていた。また、入賞を逃したものの評価すべき作品は少なくなかった。いずれも近年の傾向である。次代の変化と理容業の環境変化どのような視点でとらえ、今後の業界振興のあるべき方向をどのように展望するかによって、論文のテーマは変わるが、どの論文にも応募した組合員の真剣度が強くにじみ出ている。福祉理容の重視やキッズ集客の展開など全理連が目指す理容業の方向性をキチンと受け止めた実践を披露する論文も眼立った。全理連の方向性が組合員に理解されているからに違いない。ただ、少子高齢化など時代の趨勢に遅れぬよう適合して生きのびるか、積極的に時代を先取りする挑戦的な経営を目指すか、どちらを選択すべきかについては、組合員個々の事情によって異なる。それは今度の振興論文の審査会の雰囲気と審査結果に反映せざるを得なかった。

【審査委員】

委員長尾﨑  雄(生活福祉ジャーナリスト)
委 員小宮山健彦(公益財団法人全国生活衛生営業指導センター 専務理事)
中谷  進(全国理容連合会 副理事長)
池上 良一(   〃      〃  )
中野 竹治(   〃      〃  )
西本 正男(   〃    組織委員長)
オブザーバー山崎 雅志(厚生労働省健康局生活衛生課課長補佐)
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