本郷喜之床

 平成25年3月12日、博物館明治村(愛知県犬山市)の本郷喜之床に認定証が授与され、その認定授与式典が行われました。
 喜之床は、明治40年代に東京・本郷で建設された理容店で、昭和40年に明治村に移築され、伝統的な2階建ての町屋形式を伝えています。歌人・石川啄木が下宿し文化活動の場とするなど、文化的価値の高さが評価されました。
 式典では、大森利夫全国理容連合会理事長から飯田喜四郎博物館明治村顧問に認定証が授与され、大森理事長が「喜之床」揮毫した認定記念碑が建立されました。

伝統的な町屋の雰囲気の喜之床。内部では理容椅子や鏡などの展示とともに、啄木が下宿した当時の庶民の暮らしが解説されている

記念碑を囲む大森理事長(中央)と飯田明治村顧問(右から4人目)、愛知県組合の皆さん。石碑の「喜之床」の書は大森理事長が揮毫した


 

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