「第60回全国理容競技大会」要項



 第60回全国理容競技大会は、平成20年10月20日(月)、茨城県のひたちなか市総合運動公園総合体育館で開催されます。同大会の要項が次のとおり決定しました。

大会要項
競技事項
審査事項
監視事項
精算事項
選手の留意事項
その他の事項
Q&A(競技編)
参考作品
◎変更となった主なポイント
1. 第1部門が「クラシックカット&スタイル(世界大会競技種目)」から「クラシカルカット・イブニングスタイル」に、 第2部門が「レディスカットヘア」から「レディスカット・モードスタイル」に、第3部門が「REVO」から「風ga」に、 第4部門が「ブロース」から「トレンディー・ショートスタイル」に変更されたことに伴い、それぞれ大会要項、競技事項、審査事項が変更されたこと。
2. 審査時間が各部門とも45分以内になったこと。

大会要項
1. とき 平成20年10月20日(月)
2. ところ ひたちなか市総合運動公園総合体育館
(茨城県ひたちなか市新光町49)
3. 競技種目
【第1部門】 クラシカルカット・イブニングスタイル
伝統的なクラシカルカットによる、ファッション性と
品格を備えた男らしいイブニングスタイル。
【第2部門】 レディスカット・モードスタイル
新しさを感じさせるカットデザインで、少し先の流行をとらえた、
上品な女性らしいモードスタイル。
【第3部門】 風ga
風gaの提案を十分に理解し、風ゾーン・gaゾーンの
パーソナルを活かした表現のスタイル。
【第4部門】 トレンディー・ショートスタイル
これからの消費者に評価される、トレンドをとらえた
アクティブなショートスタイル。
4. 競技時間
【第1部門】 クラシカルカット・イブニングスタイル 40分
【第2部門】 レディスカット・モードスタイル 35分
【第3部門】 風ga 35分
【第4部門】 トレンディー・ショートスタイル 35分
5. モデル
(1) 各部門とも下記に規定されたものとし、選手同伴とする。
【第1部門】
@ モデルは男性。
A トップ全体のヘアの長さは7p以上あり、耳周りとネック部分の
長さは2p以上あること。
B ヘアは総体的にブラント状が確認できること。
C 2色以上のヘアカラーリングを施していること(但し、ネオンカラーは
不可)。
D ヘアカラーリング以外の事前処理及び薬液処理を施していないこと。
【第2部門】
@ モデルは女性。
A もみあげ部分も含め総体的に2p以上カットできるモデルであること。
B カット以外の事前処理は自由。
C ヘアは総体的にブラント状が確認できること。
D ヘアカラーリングを施していること。
【第3部門】
@ モデルは男性。
A 総体的に2p以上カットできるモデルであること。
B ヘアの長さはGP(ゴールデンポイント)8p以上であること。
C ヘアは総体的にブラント状が確認できること。
D 「風ga」が提案するサポートパーマアイロン、「風ga」カラーを施していること。
【第4部門】
@ モデルは男女どちらでも可。
A 総体的に2p以上カットできるモデルであること。
B ヘアの長さは8p未満であること。
C カット以外の事前処理は自由。
D ヘアは総体的にブラント状が確認できること。
E ヘアカラーリングを施していること。
(2) 競技出場前の所定の時間に集合し、モデル審査を受けるものとする。
(3) 頭部全体のいずれかの一部分(約2cu)の毛髪2pのカットを
モデル審査委員により受けるものとする。
(4) 洗髪後の乾燥した状態及び毛髪を十分に濡らした状態でモデル審査を
受けるものとする。
(5) 毛髪を水スプレーで濡らすので、シャンプークロスを着用してモデル審査を
受けるものとする。
(モデル控室入室後は、モデルと選手は接触できないものとする)
(6) メイクチェックは、選手が競技時間内に行うものとする。
6. 選手数 選手数は組合員数に応じ、別に各組合ごとに割り当てるところによる。
7. 出場資格 組合員及びその従業員である理容師とする。
8. 出場制限 出場は1人1部門とする。
9. 表彰 個人賞 各部門ごとに上位8名(優勝、2位、3位、敢闘賞5名)を表彰する。
10. 出場申込 連合会所定の出場申込書に所定事項を明記し、出場料を添えて
申し込むこと。
11. 大会出場料 各組合は大会出場料として、出場選手1名につき10,000円を負担する
ものとする。
12. 申込締切日 平成20年8月20日(水)
連合会に必着のこと。なお、締切日以後は受け付けない)
申込先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1−36−4
全国理容生活衛生同業組合連合会 競技大会係

競技事項
1. 競技種目に関する事項
【第1部門】 クラシカルカット・イブニングスタイル
  (1) 競技規定 @ カットは総体的に2p以上行うものとする。
A 伝統的なクラシカルカットであること。
B ファッション性と品格を備えた男らしいイブニングスタイルであること。
C セッティングは従来のクラシカルスタイルではなく、
フロント等に効果的なタッチや流れがあり、かつバック調であること。
(2) 競技時間 カット、セット40分。但し、25分以内にセットに入ってはならない。
(3) 用具 自由(但し、クリッパーは除く)。
(4) 整髪料 自由(但し、カラースプレー、カラーパウダー及びそれに類似する
ものは除く)。
(5) 禁止事項 @ 競技準備時間中及び競技終了後にモデルに触れること。
A ヘアアクセサリーをモデルにつけること。
B ガス入りスプレーを使用すること。
C 25分以内に整髪料を使用すること。
【第2部門】 レディスカット・モードスタイル
  (1) 競技規定 @ カットは総体的に2p以上行うものとする。
A 新しさを感じさせるカットデザインであること。
B 少し先の流行をとらえた、上品な女性らしいモードスタイルであること。
(2) 競技時間 カット、スタイリング35分(ドライヤーやアイロン等の使用は自由)。
(3) 用具 自由(但し、ホットカーラーは除く)。
(4) 整髪料 自由(但し、カラースプレー、カラーパウダー及びそれに類似する
ものは除く)。
(5) 禁止事項 @ 競技準備時間中及び競技終了後にモデルに触れること。
A ヘアアクセサリーをモデルにつけること。
B ガス入りスプレーを使用すること。
【第3部門】 風ga
  (1) 競技規定 @ カットは総体的に2cm以上行うものとする。
A 「風ga」の提案を十分に理解したヘアスタイルで、
風ゾーン・gaゾーンのパーソナルを活かす表現(ナチュラルなボリューム感とローゾーンのフィット感のバランス)、ストレングス表現
(長さや質感の強弱)、ニュアンス表現(空気感、なじみ、方向性)、
スパイシー表現(立ち上がり、方向性、毛先のタッチ)をすること。
B 「風ga」カット
イ. 風ゾーンベースデザインは、毛渦・毛流・額の生え際を活かし、
点集中・面集中カットにより骨格補正並びにパーソナル表現を
すること。
ロ. gaゾーンベースデザインは、刈り下げ技法により、
モデルの個性に合わせて立体感やフィット感を表現すること。
ハ. 風ゾーンストレングス表現は、毛束の長さや質感の強弱をつけ、
立体感や躍動感を表現すること。
ニ. 風ゾーン・gaゾーンのニュアンス表現は、空気感、なじみ、方向性
を演出する表現をすること。
C 「風ga」スタイリング
イ. 風ゾーンにはスパイシー表現(立ち上がり、方向性、毛先のタッチ)をすること。
ロ. gaゾーンにはフィット感のバランスを表現すること。
(2) 競技時間 カット、スタイリング35分(ドライヤーやアイロン等の使用は自由)。
(3) 用具 自由。
(4) 整髪料 自由(但し、カラースプレー、カラーパウダー及びそれに類似する
ものは除く)。
(5) 禁止事項 @ 競技準備時間中及び競技終了後にモデルに触れること。
A ヘアアクセサリーをモデルにつけること。
B ガス入りスプレーを使用すること。
【第4部門】 トレンディー・ショートスタイル
  (1) 競技規定 @ カットは総体的に2cm以上行うものとする。
A トレンドをとらえたアクティブなショートスタイルで、
清潔感、爽やかさ、軽さを感じさせるデザインであること。
B これからの消費者に評価されるトレンディー・ショートスタイルであること。
C 切断面でつくる起毛状態の表現が50%以上あること。
D シルエット及びネック・もみあげラインは自由とする。
(2) 競技時間 カット、スタイリング35分(ドライヤーやアイロン等の使用は自由)。
(3) 用具 自由。
(4) 整髪料 自由(但し、カラースプレー、カラーパウダー及びそれに類似する
ものは除く)。
(5) 禁止事項 @ 競技準備時間中及び競技終了後にモデルに触れること。
A ヘアアクセサリーをモデルにつけること。
B ガス入りスプレーを使用すること。
2. 刈布・タオル等の取扱い
各部門ともすべて刈布、タオルは競技開始の合図後につけること
(但し、タオルについては、モデル審査時に着用した状態のままで競技場内に入場しても可と
する)。
3. 失格事項
次に掲げる項目に該当する場合は失格とする。
(1) 所定の技術及び髪型に適合しない場合。
(2) 競技時間を超過した場合。
(3) 所定の用具、整髪料以外のものを使った場合。
(4) 競技終了後、修正を行った場合。
(5) モデル審査を受けていないモデルを使った場合。
(6) モデルに傷を与えた場合。
(7) 各部門競技の禁止事項を守らない場合。
(8) 刈布、タオルをつけていない場合。
4. 競技完了の表示
各部門ともすべて競技完了の表示は、モデルから刈布、タオルを完全にとりはずし、
一歩後方に退いた後、手を挙げて行うこと。

審査事項
1. 審査委員
審査委員は20名とし、うち1名が委員長、1名が副委員長にあたり、それぞれ次により分担し審査業務を行うものとする。
(1) 委員長 審査委員を代表し、審査全般を監理するとともに、審査表(モデル審査表を
含む)をそれぞれとりまとめ、精算委員長に提出するほか、この審査事項に
定める以外とくに必要とする事項について定め、これを行う。
(2) 副委員長 審査委員長を補佐し、審査委員長に事故ある時はその職務を代理する。
(3) 委員 審査事項に定められた業務を行う。
(4) 分担 モデル審査担当3名、第1部門担当8名、第2部門担当8名、
第3部門担当8名、第4部門担当8名。
2. 審査結果の発表
審査結果に関する発表は、すべて審査委員長がこれを行う。
3. 審査要項
〈審査の基準〉
【第1部門】 クラシカルカット・イブニングスタイル
@ ネックラインはシャープで、男性的であるかをみる。
A 後頭部まで十分に刈り上げてあるかをみる。
B 後頭下部から後頭部にかけてバランスのとれた色彩があるかをみる。
C ファッション性と品格を備えた男らしいイブニングスタイルであるか
をみる。
D セッティングは従来のクラシカルスタイルではなく、フロント等に
効果的なタッチや流れがあり、かつバック調であるかをみる。
E 男らしい印象を与えているヘアカラーリングであるかをみる。
【第2部門】 レディスカット・モードスタイル
@ 新しさを感じさせるカットデザインであり、カットとフォルムバランス
の良さをみる。
A 少し先の流行をとらえた、上品な女性らしいモードスタイルであるか
をみる。
B カットと調和のとれた、上品でクォリティーの高いヘアカラーリング
であるかをみる。
【第3部門】 風ga
@ 「風ga」の提案を十分に理解したヘアスタイルで、風ゾーン・gaゾーンの
パーソナルを活かすベースカット表現、ストレングス表現(長さや質感
の強弱)、ニュアンス表現(空気感、なじみ、方向性)、スパイシー表現
(立ち上がり、方向性、毛先のタッチ)がされているかをみる。
A 「風ga」カット
イ. 風ゾーンベースデザインは、毛渦・毛流・額の生え際を活かし、
点集中・面集中カットにより骨格補正並びにパーソナル表現
がされているかをみる。
ロ. gaゾーンベースデザインは、刈り下げ技法により、モデルの個性に
合わせて、立体感やフィット感が表現されているかをみる。
ハ. 風ゾーンストレングス表現は、毛束の長さや質感の強弱をつけ、
立体感や躍動感が表現されているかをみる。
ニ. 風ゾーン・gaゾーンのニュアンス表現は、空気感、なじみ、方向性
を演出する表現がされているかをみる。
B 「風ga」サポートパーマアイロン
風ga」サポートパーマアイロンによるスパイシー表現(立ち上がり、
方向性、毛先のタッチ)が効果的にされているかをみる。
C 「風ga」カラー
イ. 風ゾーンは朱、gaゾーンは藍をイメージしたカラー表現が
されているかをみる。
ロ. 風ゾーンにはハイライト・ローライトでスパイシー表現が
されているかをみる。
D 「風ga」スタイリング
イ. 風ゾーンにスパイシー表現がされているかをみる。
ロ. gaゾーンにフィット感のバランスが表現されているかをみる。
【第4部門】 トレンディー・ショートスタイル
@ トレンドをとらえたアクティブなショートスタイルで、清潔感、爽やかさ、
軽さを感じさせるデザインであるかをみる。
A これからの消費者に評価されるトレンディー・ショートスタイルであるか
をみる。
B 切断面でつくる起毛状態の表現が50%以上あり、その美しさをみる。
C ショートヘアを活かす効果的なヘアカラーリングの美しさをみる。
【モデル審査】 大会要項の5.モデルの項に記載されている事項に適合しているかどうかを
みる。モデル審査において疑義のあった場合は、アテンションカードにより
モデルを通じて伝達する。
4. 審査時間
各部門とも45分以内とする(但し、モデル審査時間を除く)。
5. 審査委員打合会
大会前日の審査委員打合会に出席しなければならない。
6. 採点の方法
(1) 採点はすべて100点満点制とし、所定の審査表により行う。
(2) 得点数が同じときは、審査委員長がその順位を決定する
(委員長の採点は精算に加えないものとする)。
7. モデル減点
モデル審査はその公正を期するため、5点以内のモデル減点を行うことができるものとする。
8. 審査表の取扱い
(1) 審査委員は各審査終了後、速やかに審査表(モデル審査表を含む)を審査委員長に
提出するものとする。
(2) 不完全な審査表があった場合、審査委員長はその審査委員の採点をその部門を
通じて無効とする。
(3) 審査委員長は審査終了後、速やかに審査表(モデル審査表を含む)を精算委員長に
提出するものとする。
9. その他
タイム票の取扱いは次によるものとする。
(1) タイム係は、タイム票に各選手の競技時間を正確に記録し、タイム係長に提出する
ものとする。
(2) タイム係長はタイム票をとりまとめ、審査委員長に提出するものとする。

監視事項
1. 監視委員
監視委員は9名とし、うち1名が委員長、1名が副委員長にあたり、
それぞれ次により分担し監視業務を行うものとする。
(1) 委員長 監視委員を代表し、監視業務全般を監理するほか、この監視事項に
定める以外とくに必要とする事項について定め、これを行う。
(2) 副委員長 監視委員長を補佐し、監視委員長に事故あるときはその職務を代理
する。
(3) 委員 監視事項に定められた監視業務を行う。
2. 監視要項
(1) 失格事項について監視するものとする。
(2) 監視委員は各競技終了後、速やかに監視表を監視委員長に提出するものとする。
3. 監視結果
監視結果について、監視委員長は必要に応じて、速やかに審査委員長に報告するものとする。
4. 監視委員打合会
大会前日の監視委員打合会に出席しなければならない。

精算事項
1. 精算委員
精算委員は4名とし、うち1名が委員長、1名が副委員長、1名が計算担当委員、
1名が 記録担当委員にあたるものとし、それぞれ次により分担し、
精算業務を行うものとする。
(1) 委員長 精算業務全般を監理し、精算委員を代表するほか、この精算事項に
定める以外とくに必要とする事項について定め、これを行う。
(2) 副委員長 精算委員長を補佐し、精算委員長に事故あるときはその職務を
代理する。
(3) 計算担当委員 精算における計算業務を監理し、その責に任じる。
(4) 記録担当委員 精算における記録業務を監理し、その責に任じる。
2. 精 算 要 項
審査委員長より提出された審査表(モデル審査表を含む)をもとに、各選手の成績を精算
するものとする。
3. 精算結果の報告
精算の結果は、成績表にまとめ、精算委員長より審査委員長に報告するものとする。

選手の留意事項
1. 選手は大会の主旨をよく理解し、競技の勝敗にとらわれることなく、理容業の本質をわきまえ、消毒衛生の遂行並びに容姿、態度等に十分、留意すること。
2. 理容業の消毒衛生に基づき、選手は競技中に用具を落とした場合、挙手をし、監視委員の指示に従うこと。
3. 選手は、大会要項及び競技事項に定められた事項を遵守すること。
4. モデルは、競技出場前の所定の時間に集合し、モデル審査を受けなければならないので、選手はこの点モデルとよく打合せをしておくこと。なお、モデルはモデル審査を受ける際に毛髪を水スプレーで濡らすので、選手はモデルにタオルとシャンプークロスを持参させること。
5. モデル審査の結果に対し不服のある選手は、出場をとり消す場合がある。
6. 選手の椅子番号は大会当日、競技種目ごとに発表する。
7. 選手は、各県ごとにデザインされたおしゃれなユニフォームを着用し、左胸に「所属都道府県名」(タテ8p・ヨコ12p)を表示すること。
8. 選手は競技事項にもとづく用具のほか、刈布、タオルを持参すること。
9. 選手のモデル及び選手の器具等の事故は、選手の責任とする。
10. 選手は大会当日の「表彰式」にユニフォームを着用し、モデルを同伴のうえ参加すること。
11. 選手は競技中に、手首から指先に一切の付属品を付けないこと。

その他の事項
ここに定める以外に、大会運営について必要な事項は、全国理容競技大会運営規程によるものとする。

参考作品
第60回全国理容競技大会での大幅な競技種目変更にともない、「選手の参考となる作品例がほしい」との要望が寄せられておりましたので、全理連中央講師会の協力で各部門の参考作品を創作・例示いたしました。
これらの作品は、あくまでも「参考」として発表するものです。選手にはさらに発展した作品を創作してください。

【第1部門】 クラシカルカット・イブニングスタイル
【第2部門】 レディスカット・モードスタイル
【第3部門】 風ga
【第4部門】 トレンディー・ショートスタイル