女性エステ・シェービング

理容の専門技術・シェービングは、体毛を剃るだけでなく、肌の汚れや古い角質を取り除き、新陳代謝を助ける効果があります。
女性にとっても化粧のノリが良くなったり、フェイシャルマッサージと組み合わせることで美肌効果があるにもかかわらず、「理容店」イコール「男性の場所」というイメージが強いのか、二の足を踏むという状況があるようです。
ですから、そのような不安を取り除いて差し上げる「心遣い」が大切になります。例えば、使用化粧品やシェービングソープなどは、低刺激のものや天然成分配合のものの中からお客様の肌質――敏感肌、デリケート肌、乾燥肌などに合わせて、選ぶことも大切です。
この他、アロマテラピーやインテリア、BGMや観葉植物の配置など、店内外の雰囲気づくりも大切な要素です。ご自分のサロンの状況や立地条件に応じていろいろなケースが考えられますので、ぜひ工夫して女性客の獲得と増収につなげて下さい。

現在、女性シェービング導入のノウハウが集約されたビデオ「美・シェービング」を全理連にて販売しています。このビデオは、お客様向けプロモーション(販売促進)にも活用できる内容にもなっています。価格は5,000円(消費税込み・送料別)。お問い合わせは、全国理容中央学園(TEL03-3950-8805)または全理連事業部(TEL03-3379-4111)まで。

それでは、女性シェービングの技術の一例を見てみましょう。技術・解説は、大野允子全理連中央講師にお願いしました。
 シェービングに入る前に、メイク落としを行ないます。  ハンドによるクレンジングで、ファンデーションを落とします。  スポンジで清拭し、メイク落としを終了します。
   
   ラザーリングです。ブラシを回転させることで、毛穴の汚れや皮脂が取り除かれるほか、マッサージ効果が得られます。  タオル・スチーミングを行ないます。  
清拭後、再度ラザーリングを行ない、シェービングに入ります。もみあげや耳、目の下や目尻の際、唇の際や口角など、お客様が自分では剃りにくい部分を、きめ細やかに行ないます。
 額です。最近では自然な生え際を望む人も多くなりました。注意しましょう。  眉は、自分で剃っているお客様の場合にはそれに合わせて剃ります。  鼻は、鼻背(ハナスジ)のラインを剃り、鼻翼、鼻の穴の際と進めていきます。
 右サイドが終了しましたら、左サイドに移る前に純水を含んだコットンで軽く拭き、鎮静ローションを含ませたコットンを貼着してケアします。左サイドが終了しましたら、スポンジで清拭しますが、髪際線の部分は吹きでものなどが出来やすいので、油分をしっかりと拭き取ります。  スチームタオルで清拭後、鎮静ローションを含ませたコットンを顔全体に貼着します。額の生え際、鼻の下、あご先などは特にローションをたっぷりと含ませます。
クール&ホット機器のクール(冷たい)の方を使用し、肌を鎮静させます。
 コットンを外し、次に美容液を塗布します。
続いて、クール&ホット機器のホット(熱い)の方を使用し、栄養分を浸透させます。
 ティッシュペーパーなどで余分な美容液を吸い取り、乾燥タオルで清拭します。  襟元のシェービングです。
ラザーリングした後、タオル・スチーミングします。襟のラインを整えながら、ネックへと進めていきます。
 シェービングが終わりましたら、純水で軽く拭き、鎮静ローションを含ませたコットンを貼着します。
   
   スチームタオルで清拭後、鎮静ローションを含ませたコットンでパッティングし、肌の状態を整えます。  乾燥タオルで水分を押さえるように清拭した後、乳液を塗布します。
最後にパウダーを塗布して終了です。