Vol.65 川柳を通して地域の文化的発展に貢献 上村健司さん(東京都)

   「川柳を始めてから毎日が充実しています」と語るのは、理容師の上村健司さん。

  上村さんは「川柳竹の会」代表として地元の文化的発展に貢献しており、自身の作品は足立文化祭区長賞、葛飾文化祭区長賞などを受賞。理楽TIMESの柳壇選者も務めている。

  川柳を始めたのは50歳の時。人生の区切りの年に何か新しいことをしようと、近くのカルチャー教室の川柳講座に通い始めた。偶然にもその川柳講座の講師は自身の中学校の国語の先生で、かつての師に再び習うことになった。

  講座ではお題が与えられ、句を作り、先生が添削。始めてから3~4年は大会に出しても入選できず、難しさを感じていたが、講師に「上達するためにはとにかくたくさんの作品を読んで、たくさん句をつくること」と教えられ、読句・作句に励んだ。現在も理容業の合間を縫って月に100以上の句を読み、50以上の句を作る。

 上村健司さん

   「川柳の魅力は、仕事や家庭で起こったこと、新聞やニュースで話題の社会問題など、日常のすべてが作品作りにつながること。川柳は生活の句です。いつもお題がないか探しています」と上村さん。川柳会の活動を通して地域の他業種の人と交流を持てるのも刺激になっているという。「これからは若い人にも興味を持ってもらえるような活動をしていきたい」と目標を語ってくれた。

上村さんの作品

(理楽TIMES H26.10.1付けNo.469掲載)

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