Vol.34 伝統の髪型の歴史を伝える資料館 日本髪資料館(京都府)

 

 日本を代表する古都・京都。舞妓や芸妓といった多数の和装の女性が通りを往来するこの街に、時代劇などでもおなじみの髪型「日本髪」の歴史を伝える資料館がある。

 日本髪資料館は、芸舞妓の髪を結う職人・結髪師の石原哲男さんが2001年に開設した資料館で、館内には人毛で結った各時代の日本髪の結髪雛形115点のほか、江戸時代の貴重な髪飾りや櫛、日本髪の結い方を実演した映像などが展示されている。事前に予約をすれば、芸舞妓や太夫の装いを着用しての記念撮影や資料館周辺の散歩も可能で観光に訪れた女性に好評ということだ。

展示されているかつらの一部

 石原さんは「日本髪の歴史や技術を残したい」という思いから、書籍の執筆や個展の開催をしていたが、訪問客の強い要望もあり、自身が経営する美容室の2階にこの資料館を開いた。「黒髪の美しさを引き立てる日本髪ですが、今では結える人は少なくなりました。日本髪の結い方も当館で展示しているので、少しでも興味を持ってもらえればと思います」と石原さん。

館長の石原哲男さん

 女性を華やかに彩ってきた伝統の髪型を網羅した日本髪資料館でその世界に触れ、体験してみてはいかがだろうか。

 

日本髪資料館
住所/京都府京都市大和大路四条上ル 白川ビル2F
℡/075-551-9071
アクセス/京阪電鉄 祇園四条駅 徒歩3分
入館料/600円

(理楽TIMES H26.6.1付 No.465掲載)

 

 

 

 

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