理容ボランティアの日

 

 全国理容連合会では、平成20年より9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と制定し、全国一斉に理容ボランティア活動を行っています。 この取り組みは、お年寄りに敬老の日(9月第3月曜)をさわやかな気分で迎えていただこうと、全国の理容師が老人保健施設などを中心に訪問(福祉)理容を行うことを基本に、さまざまなボランティア活動を一斉に行うというもので、この活動により全国にボランティア精神の輪を広げます。

 なお本年は、「新型コロナウイルス対応・理容ボランティア活動」として、新型コロナウイルス感染症拡大防止を万全にした、「マスクの上からのフェイスガードの着用」や「理容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に示された内容以上の取り組みをしつつ、理容師側がPCR検査で陰性であることやワクチン接種済みであることを確認し、感染の危険性がないように十分ご配慮のうえ、実施します。

「理容ボランティア活動実施当日の写真」

 

 

 

 

 

「理容ボランティアの日」PRポスター

理容ボランティア意見募集入賞

―――紙面上、文章を略しています―――

「優秀賞」

東京都 相田 由紀子さん

1、高齢社会に対する理容

理容師の高齢化も進んでいます。私達も定休日は十分に心身共に休めましょう。(定休日も個々の店毎に決めて予約制をおすすめします)。
福祉理美容券等を利用する訪問理容は、営業時間中に行うべきでしょう。そして技術を提供し料金を頂くというビジネスで実施しましょう。予約制を導入すれば訪問理容も可能です。理容は定年が無くお客様がいらっしゃる限り有難いことにやり続けられる仕事です。その為には、健康が一番ですね。健康的に過ごすには何を心がけたら良いかを考え、笑顔でお客様を迎えられる事を意識しなくてはなりません。

2、理容ボランティアについて考える

高齢者のデイサービスで爪切りを看護師がおこなっています。私達の訪問理容も同様に適正な価格で行うべきと思います。依頼者はその対価を支払うというボランティアは気持ちの往き来であります。私の意見は、時間と技術に見合う対価を頂ける仕事をしてきたいです。今や情報も買う時代。技術も値段をつける時代と思います。

3、ウィズコロナ時代の営業について

組合の活動ですが、新型コロナウィルス拡大防止で得たオンラインの知識、ITを有効に使うことが今一番大切ではないでしょうか。今回もメール可でしたので応募の一歩になりました。と、言いながら私の知識はまだまだ不十分ですが、個店の営業も組織運営も組合の組織の力を活かして、今できる事に挑んで行こうではありませんか。

 

意見募集に関して、この他にも次の方々が入選されています。

  • 理容に合わせて、もう一つのボランティア―――整髪後のスッキリ写真のプレゼント。(宮崎県、有村 昌作さん)
  • あなたの町の散髪屋さん―――支援学校に寄り添っての理容ボランティア。(和歌山県、尾保手 三補さん)
  • 理容業界の好感度アップ―――赤・白・青のバーバートングでゴミ拾い。(宮城県、星 聡さん)
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