ポセイドン・アドベンチャー

 (作品紹介)
  特撮を駆使した大津波や「タイタニック」のお手本となった客船転覆のスペクタクルに加え、大脱出劇のスリルとサスペンス、そして極限状態の中の人間愛と尊厳を訴えるヒューマニズムに溢れた作品。1972年度アカデミー賞特別視覚効果賞、主題歌賞受賞作品。発売元:20世紀 フォックス ホームエンターテイメント ジャパン株式会社 1972年作品・カラー117分

(ストーリー)
  ニュー・イヤーズ・イブの夜、アメリカの豪華客船ポセイドン号は、さまざまな人々の人生を乗せてアテネに向かっていた。
  その時海底地震が発生し、数分後ポセイドン号は大津波にのまれて転覆、一瞬のうちに乗員、乗客数百名の生命を奪う大惨事となった。天地が逆さまになった船底から、スコット牧師を先頭に生き残った10名の決死の脱出が始まった…。

(理容店の風景)
  豪華客船の中は一つの街のようである。そして航海中はパーティーがつきもので、当然身嗜みを整える理容室もある。
  転覆し迷路のような船内で、脱出口を探しているうちに、理容椅子が逆さまになっている場所にたどりつき「ここは最新式の床屋だ。客を逆さまに縛って落ちてきた髪を切るのだ」と緊迫感の中にもほっとする場面を作っている。

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