頭皮について

 

(1)マイクロスコープで見た頭皮
 肌の表面の角質層は、少し古くなるとたえず上の方から古い肌が脂に混じって剥がれておちていきます。肌ではこれらが垢となります。頭の場合は太い毛が密生していることと、皮脂腺が発達しているため、古い頭皮と脂が混じってたまり、これらはフケとなります。
 このフケが多くなり、たまると、酸化したり腐敗して軽い炎症を起こし、カユミがしだいに強くなります。かゆいので無理にひっかいたりかきむしると炎症はひどくなり、脂漏性湿疹やひ糠性湿疹になることがあります。
 これらを防ぐためにシャンプーを行い、清潔にしておくことが大切ですが、シャンプーのやり方やシャンプー剤が合わないと、毛穴の周りは皮脂がとれずに白く固まりになっているのに、皮膚表面は薄く白い角片が魚のウロコのようになっていることがあります。

 毛穴が綺麗な、健康な頭皮の状態

 シャンプー後の頭皮(普通の状態)
 シャンプーマッサージの不足や、ゆすぎが少ない状態
 脂漏性皮膚炎を起こしそうな頭皮
 脂漏性皮膚炎を起こした頭皮
 毛穴に皮脂が詰まった状態
 ひ糠性のフケがたまった状態

(2)頭皮のタイプ

 頭皮の表面は他の肌の状態と同じように、皮脂と汗の混じった脂肪膜が形成されていますが、皮脂の分泌が多くなってこの脂肪膜が厚くなればベタベタし、不足すればカサカサしてきます。これらの状態により普通肌(ノーマルスキン)、乾燥肌(ドライスキン)、脂性肌(オイリースキン)というように分けています。しかし同じ部位でも気候、環境、精神状態、睡眠、食事、年齢、手入れなどの状態により潤い、滑らかさ、張り、弾力、血色などは変化しています。
 シャンプーをして1日後、カサツキが感じられるようであれば乾性頭皮。ベットリとするようであれば脂性頭皮。これらの中間であれば普通というように分類し、さらにフケが目立ってくるようであればフケ症と言い、灰白色のフケがサラサラ落ちてくるようであれば乾性のフケ、湿ったフケでひっかくと爪にねばりついてくるような脂性のフケというように分類しています。
 その他の分類としては、正式の呼び方ではありませんが、硬い頭皮の場合石頭。軟らかくてブヨブヨしている頭皮をこんにゃく頭などと呼ぶこともあります。


戻る

Translate »
ツールバーへスキップ